2014年 12月 20日
思い出のハスラー50 1 |
今年もいよいよ後10日あまりになりました。
本当に一年の過ぎるのが早すぎて、怖いくらいです。
最近”遊べる軽”という触れ込みで、
スズキのハスラーという軽自動車のCMがテレビで盛んに流れています。
でも自分にとってスズキ・ハスラーといえば自動車ではなく、
生まれて初めて乗った思い出のバイクなのです。
80年代後半に原付の免許を取って、大阪のバイク通りへ中古車を見に行きました。
そこで出合ったのがスズキ・ハスラー50でした。
写真はイエローの塗装ですが、自分がなけなしのお金で買ったのは同型のレッド。
新車なら1983年発売です。
しかも後でわかりますが、かなり状態の悪い中古車でした。
免許をお持ちの方なら、
最初に乗った車やバイクには特別の思い入れがあると思います。
自分も初めてのバイクでしたから嬉しくて、早速練習を始めました。
というのも、原付免許取得時に受けた実技講習はオートマのスクーターだったのに、
ハスラー50は6速ミッションのギアつきだったからです。
このような場合、
バイクのクラッチやギアチェンジ操作を独学で習得するしかないのですが、
これは免許制度の不備、もしくは落とし穴ではないかと、今でも思います。
バイクのクラッチ操作にその感覚を応用することは可能ですが、
それでもギアをペダルで変える点が自動車とは違います。
しかも、もしオートマ免許や原付免許しか持っていなかったら、
クラッチが何か、ミッションとは何かといった、
基礎的なことから自分で勉強した上で、自己練習に臨むしかありません。
本来、これは教習場でするべきことではないかと思います。
近年、原付といえばスクーターばかりで、
ギアつきの原付バイクはほとんどなくなりましたから、
あまり問題にならないようですが、
中古バイクでは依然ギアつきの50ccバイクは現役なのです。
当時の自分はマニュアル自動車の運転経験がありましたから、
バイクの各部の働きはわかっていました。
でも知識で知っているのと、実際の運転は別の話。
人気のない深夜の駐車場や道路で、ドキドキしながらヨタヨタと、
ハスラー50の練習を始めました。
by snowpalace95
| 2014-12-20 03:02
| バイク
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